3月18日に前編、4月22日に後編が公開される映画『3月のライオン』
まだ原作は未完ですが、映画版はどのような結末を迎えるのでしょうか?
今回はそれらも含めて本作に出演するキャストやあらすじなどについて紹介していきます!
あらすじ
主人公の桐山零はプロの将棋の棋士です。
作中では高校生ですが、中学生でプロになったわけですが決して天才だったからではなく幼い頃に事故で両親と妹をなくし、縁故者が彼を引き取ることをあまりよく思わず、子供ながらに桐山少年は父の知人であった棋士の幸田に将棋は好きか?と聞かれ、色々なことを察して将棋の世界に身を投じたのです。
孤独を抱えながら将棋を指していたある日、桐山は近隣に住む川本3姉妹と出会い自らの居場所を見つけます。
そして、やってきた若手ナンバー1を決める獅子王戦!
気持ちを新たに立ち向かう桐山ですが、そのトップには将棋界において神の子とも称される宗谷名人が待ち構えてました。
出演キャスト
本作に出演するキャストを紹介します!
桐山零/神木隆之介
本作の主人公。中学生でプロ入りした若手棋士。
幼い時に交通事故で両親と妹を亡くしており、施設に送られそうになったところを父の友人である幸田柾近に引き取られる。
彼の実娘である幸田香子よりも将棋の才能があり、それにより軋轢が生じたため中学卒業後に一人暮らしを始める。
その後、高校に進学するが人付き合いが苦手で孤立し、またプロの成績も低迷していた。
そんな時、近隣に住む川本家3姉妹と出会い徐々に心境に変化が生じ、さらには川本ひなたを特別な存在として意識し始める。
川本ひなた/清原果耶
川本家3姉妹の次女。
いつも元気いっぱいで活発な女の子だが繊細な一面もある。
初登場時は中学2年でその後、原作では高校に進学し髪型をツインテールからボブに変えてる。
川本あかり/倉科カナ
川本家3姉妹の長女。
今は亡き母親の代わりとして妹たちの面倒を見ており実質お母さん的な存在。
年齢は23歳だが、実年齢よりも大人びて見られることが多く(人妻として見られることも。。)、現在週に数回、銀座のホステスで働いている。
ぽっちゃりしたものには目がなく、二階堂に見とれたこともある。(笑)
川本モモ/新津ちせ
川本家3姉妹の3女。
まだ幼稚園に通っており、桐山たちによく甘える。
原作では桐山の義姉・幸田香子のことを『まじょ』と呼んでる。
宗谷冬司/加瀬亮
物語で最強の棋士として語られる名人。
すでに獅子王・棋神・聖竜・玉将を獲得しており史上初7大タイトルを勝ち取った。
映画では原作通りだと桐山と対局することになる。
島田開/佐々木蔵之介
30代後半の男性で現在8段。
二階堂の兄弟子で桐山にも興味を持ち研究会に誘う。
将棋に没頭するあまり恋人に愛想をつかされることもあり、現在独身なのもそのためである。
しかし、周りからは人望が厚く信頼されている。
二海堂晴信/染谷将太
ふくよかな体形の男性。
桐山とは幼い時からの知り合いで彼のことを『終生のライバル』だと語っている。
裕福な家庭だが、腎臓に疾患があり常に健康面に不安を抱えているため執事がいつも付き添っている。(体型がふくよかなのもこのため。)
本作では必要不可欠な人物である。
後藤正宗/伊藤英明
40代で現在9段。
激しい気性で人を殴り飛ばしたりもするが筋が通った人物。
相米二/前田吟
川本家3姉妹のおじいちゃん。
孫たちのことをとてもかわいがっており、迷ったときにアドバイスするなどとても頼りになる人物。
三日月堂という和菓子屋の店主を務めている。
幸田柾近/豊川悦司
桐山の義父であり師匠でもある人物。
今はなき彼の父親とは将棋の腕を競い合った仲で昔から桐山の才能に気が付いていた。
ただ、弟子として引き取ったあと実娘である香子の実力を抜き去りそれが原因で家庭内の不和につながっている。
幸田香子/有村架純
幸田柾近の実の娘で桐山にとって義姉に当たる人物。
奨励会に所属していたが桐山に敗れたことで中学2年の時に将棋を辞めさせられたため、父に人生を否定されたと感じ以後遊びまわるようになる。
容姿端麗だが、気性が多少荒く川本モモからは『まじょ』と呼ばれている。
林田高志/高橋一生
桐山が通っている駒橋高校の担任。
孤独になりがちな桐山のことを気にかけており、大の将棋好きでもあるため将棋部の顧問も務めている。
神宮寺崇徳/岩松了
日本将棋連盟の会長を務める名人。
自由奔放な性格で若い才能が育つのを楽しみにしている。
柳原朔太郎/斉木しげる
棋匠のタイトルホルダーで現役棋士では最年長の66歳。
神宮寺とは少年時代からの付き合いで互いに「徳(とく)ちゃん」、「朔ちゃん」と呼び合っている。
三角龍雪/中村倫也
若手の棋士で現在26歳の6段。
桐山に関しては将棋の腕で一目置いている。
松本一砂/尾上寛之
現在5段の26歳。川本あかりの大ファン。
将棋の戦法は基本的に攻撃しかしない。(笑)
山崎順慶/奥野瑛太
現在5段の棋士だが、自らの腕に限界を感じ桐山や二階堂に関して強い羨望を抱いている。
新人戦での対局にて再起を狙っている。
安井学/甲本雅裕
6段の棋士。対局で負けるとDVを振るう癖がありそれが原因で離婚に至っている。
原作では桐山と対局するが敗北する。
川本美咲/板谷由夏
川本3姉妹の伯母であかりがホステスとして勤めているスナックのママ。
商売魂が強いが情が厚い人物でもある。
予告映像
映画『3月のライオン』の予告映像です!
君の名はのせいか神木隆之介さんの声が瀧くんにしか聞こえません。(笑)
なぜ3月のライオンというタイトルなのか?
なぜ3月のライオンというタイトルなのか三月町などの東京の下町的な場所が舞台だからなのかと思ったんですが、イギリスの諺「3月はライオンのようにやってきて子羊のように去る」から作者はインスピレーションを受けたようです。
確かに作中では嵐のような心理的な描写があるので、言われてみれば納得しますし、様々なものにぶつかって成長していく模様が描かれてもいます。前編後編と二部構成で公開される作品ですし、キャストの方々の演技は素晴らしいと私は思っています。
映画と原作の違いは?
ここから多少ネタバレを含みますのでご了承ください。
原作では桐山零は獅子王戦にて順調に勝ち残っていき、最終的に宗谷名人と対局することになります。
桐山は最善の手を尽くしますが、結果は敗北。
映画では宗谷名人との対局がクライマックスになると思うのでどのような結末にするのでしょうか?
ちなみに、宗谷名人vs桐山零は原作8巻に収録されています。
公開日は?
映画『3月のライオン』は3月18日(土)に前編、4月22日(土)に後編が公開されます。
是非劇場でご覧ください。