今現在、世界を騒がせている北朝鮮。
日本にも核兵器を落とすと脅しをかけてきており、日本に核爆弾が落ちる可能性がゼロでない今、私達はもしもの時のサバイバル術を知らなければなりません。
そこで、今回は北朝鮮などから核ミサイルが撃ち込まれた際、生存率を飛躍的に上げるサバイバル術についてお伝えします。
北朝鮮の核ミサイルの威力はどれほど?
今一番日本に核を撃つ可能性があるのは北朝鮮ですよね。
北朝鮮はご存知の通り昔からずーっと核開発をしております。
核開発を本格的に始めたのは朝鮮戦争が終わった後からで2006年に初めて核実験を行います。
それから、様々なミサイルを開発しておりテポドンやノドンといった中距離弾道ミサイルからアメリカさえも射程に入れるICBMまでも2017年に完成させました。
現在、弾道ミサイルに搭載できる核の威力は15~20ktでおおよそ広島原爆と同等の破壊力です。
さらに、2017年9月3日に行われた核実験では推定160ktの核が爆発した模様でついに水爆を完成させてしまったのでないかと言われています。
この威力の核が弾道ミサイルに搭載できるほど小型化されたら、ますます北朝鮮の脅威が増すことになるでしょう。
Jアラートが鳴った時、直ちにすること
8月29日、9月15日にICBMが発射された際はともにJアラートが鳴りましたね。
北朝鮮が核ミサイルを発射した場合、10分で日本に到達しJアラートがなるのに約3分ほどかかるので私達に残された時間は『5~7分』ほどしかありません!
このアラートが鳴ったらまず当然のことながら、屋内に避難してください。
できるだけ地下がいいです。(地下室、地下街、地下鉄、地下駐車場、トンネルなど)
さらに、爆発が起こった際、衝撃波によってガラス片や金属片が飛んでくるので入り口や窓から離れた位置に避難してください。
家屋にいる方はユニットバスやバスタブに避難するのが最も安全です。
なお、爆発音は轟音で鼓膜が破れる可能性があるので耳も塞いでた方が良いです。
こちらは実際のJアラートの放送例です。気持ち悪いですが大事なので一度聞くことをオススメします。(弾道ミサイル警報は5:29~)
(周りに誰もいないことを確認してください。公共の場で聞くのは絶対にやめてください。)
核攻撃を受けた時のサバイバル術!
次は実際に核が爆発してしまった際、生き残るすべをお伝えします。
まず、爆心地が近い場合、爆発から2週間(できれば、3週間が望ましい)は外に出ていけません。
2週間たてば、空中の放射性物質は1000分の1となります。
どうしても外に出なければならない場合でも1時間は屋内にいてください。
核爆発の後は必ず『黒い雨』が降り、これには放射性物質が多量に含まれているのでこれ当たると遠からず死に至ります。
外に出る際も雨が降る可能性があるので傘を忘れないでください!
ここからは状況別にサバイバル術を説明します。
地下に避難できた場合
地下は衝撃波や核の閃光を抑えられるため避難には適していますが、そのままだと放射性物質が中に入り込む可能性があるので地下鉄が止まっている場合、駅員の指示に従ってレールを歩き爆心地から遠い駅まで行ってください。
また、地下街に居座ることになった場合は外との出入り口を封じ、飲み物や食べ物を集めてなるべく低層の階に移動してください。
家屋に避難した場合
家屋に避難した場合は爆発の後すぐに家の中を見渡します。
外気を取り込むエアコンや換気扇に対してすべて封をしてください。
おそらく窓も壊れているはずなので、窓にも封をして外気が一切入り込まないようにしてください。
次に浴槽などが無事だった場合はすぐに水を貯めます。爆発のせいでまもなく水道が使えなくなり、使えたとしてもやがて汚染水が流れてくるからです。
トイレも使えなくなるので済ました方がいいです。
食料などを確保したら外気が入り込んでいない安全な部屋に避難します。
3週間経った後の行動
3週間経てば、有害な放射性物質はだいぶ消えています。
しかし、死体や食べ物が腐り始め病気が蔓延しているためただちに街を離れます!
外に出る際は必ず、肌の露出を最小限に抑えてマスクを2重に着て下さい。
安全な地域まで避難できたら体に付着している放射性物質を落とすためにしっかりとシャワーを浴び、着ていた服はすべて捨ててください。
なお、トリートメントやコンディショナーは放射性物質を髪に取り込んでしまうので厳禁です!
もしもの時に備えてあった方が良い物
最後にもしもの時に備えてあった方が良いものを紹介します。
防災グッズと非常食
これは言うまでもないですね。
アマゾンや楽天にこういった非常時のためのセットが売られているので揃えておいてください。
一応、オススメの物を紹介しておきます。
こちらは調理不要、電気不要、水不要の優れものです。
放射線防護服
よく福島原発で働いている方が着ている防護服です。
1万円ほどで買えるのでこちらもあった方が賢明です。
まとめ
いかがでしたか?
生きるすべを知っていれば、生存確率は飛躍的に上がります。
核が使われないのが一番ですが、もしもの時を想定して日頃から準備をしておきましょう。