東京と千葉の間を流れる江戸川。
毎年8月の土曜日にこの川を舞台に江戸川花火大会が開催されます。花火のテーマに合わせた音楽とのコラボや5秒で1000発の打ち上げなど、大迫力の演出が見どころの人気の花火大会です。
観客動員数も約140万人と、日本でも最大級。
さて、実はこの江戸川区花火大会は、お隣の千葉県市川市が主催する市川花火大会との共同開催です。
同じ行事なのに、地域によって呼び方が違うという一風変わった大会。
ではあなたは、江戸川区と市川市のどちらでこの花火大会を観たいですか?
「どっちで見たって同じでしょ?」という方、油断は禁物ですよ。
江戸川区花火大会の場所、日程は?
2019年の江戸川花火大会の日程はまだ未定です。
わかり次第更新します。
場所は江戸川河川敷(都立篠崎公園先)、市川花火大会は大洲三丁目地先江戸川河川敷です。
ちなみに、天候が悪い場合は次の日に順延となります。
アクセスの方法
「江戸川区花火大会」 篠崎駅⇒江戸川河川敷
江戸川区側vs市川市側、どっちで見るのがいい?
江戸川区花火大会には、ひとつ不思議な特徴があるそうです。
それは「開催日は強風が多い」というなんとも困ったもの。
うっかり風下で見る事になってしまったら、煙で花火が見えにくくなってしまいますから。
せっかくの大迫力の花火なんですから、そんなことになってしまったら嫌すぎますよね。
この大会の花火打ち上げ場所は江戸川区の篠崎グランドという所です。
地図で確認するとこの篠崎グランドの西に江戸川区、東に市川市…という位置関係になっていますね。
つまり当日が西風の場合は江戸川区が風上、東風の場合は市川市が風上となり、その日の観賞ベスト地域ということになるのです!
Yahoo!の風向き確認サービスなどで当日の風向きを確認してから観賞場所を決めると「こんなはずじゃなかったのに…」という事態にはならなくてすむでしょう。
では、それぞれの地域のオススメスポットを紹介していきましょう。
先にも上げたとおり、とにかく人出の多い花火大会ですが、比較的空いていてしかも花火が良く見えるという穴場です。
穴場スポット6つ紹介!
江戸川区側おすすめスポット三選
・総武線陸橋下
視界を遮るものがないため非常に花火が見えやすい場所。目の前には江戸川が流れているので、水面に映る花火も楽しめてお得感あり。
・篠崎ポニーランド周辺
こちらも視界を遮るものなしの良ポイント。近くにお店が少ないので、食べ物・飲み物などは事前に買ってくるとなお良し。
・イトーヨーカドー小岩井店屋上
食べ物の調達が楽・虫が少ない・トイレの心配がない…などなど、メリット盛りだくさん。家族連れの方には超オススメスポット。
市川市側おすすめスポット三選
・北越紀州製紙工場付近の土手
メイン会場から近いけど人が少ないという夢のような穴場スポット。花火を比較的近くで見られるのが嬉しい。
・大洲防災公園
事前予約をすれば、園内でバーベキュー可。大人数でワイワイ楽しみたい人は絶対ココ! メイン会場も近いです。
・行徳会場
メイン会場から約2km離れたサブ会場。開始直前でも場所の確保が可能なので、ゆっくりまったり楽しみたい人にオススメ。
最大の難所? 帰りはどの駅からが便利なの?
さて、140万人もの観客が集うこの江戸川の花火大会。
一番の問題はそう、帰りの交通手段です。
大会終了後は、東京会場に近い篠崎駅(都営新宿線)小岩駅・市川駅(総武本線に一気に人が押し寄せます。
駅に到着してから電車に乗るまでに数時間なんてことも…!?
行きはこれらの駅を使った人も、帰りは少し歩いて他の駅から戻ったほうがスムーズに移動できる可能性が高いです。
幸いなことに新宿線には都営東西線・総武本線には京成本線と、それぞれに並行するように走る他の路線があります。
そして東西線の妙典駅や京成本線の京成小岩駅・国府台駅は、会場から少々遠いながらも徒歩圏内というありがたさ。
これらの駅を利用して家の近くまで戻れる人も多いのではないでしょうか?
電車を降りてからも自宅まで少し歩くことになってしまうかもしれませんが、超がつくほどの満員電車に乗って帰るよりは快適かつスムーズな帰路になるはずです。